2008-2-25

「帝国の磁力」アメリカ大統領選挙とメディア

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 アメリカ大統領選挙の民主党予備選は接戦が続いている。圧倒的優位と数カ月前まで言われていたヒラリー・クリントン上院議員が苦戦し、バラック・オバマ上院議員が勢いをつけている。共和党では年齢的に難しいと見られていたジョン・マッケイン上院議員がリードしたと思ったら、スキャンダルが飛び出してきた。


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2008-2-22

勉強会「NGN前夜――日本のICT戦略に死角はないか」

会場の様子
会場の様子
 3月よりNTTによるNGN(次世代ネットワーク)の商用サービスが、東京、大阪など一部の地域で始まる。日経デジタルコア2月20日の勉強会では、総務省電気通信事業部料金サービス課の古市裕久課長を招き、NGNを他の通信事業者が利用する場合の接続ルールについて、論点を解説いただいた。ディスカッションでは、日本のICT戦略と国際競争力や、既存のネットワークとNGNの関係についてなど、活発な意見交換が行われた。


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2008-2-18

「消費者庁」議論は自己責任社会を前提に――モンスター化するコンシューマーとフィルタリング問題

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 メーカーの偽装問題や、食の安全に関する話題が続いたことで、消費者を保護するための「消費者庁」創設への勢いは日増しに強くなっている感がある。


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2008-2-13

インターネット市民塾の連携組織を設立

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 NPO法人「地域学習プラットホーム研究会」の設立総会が、2月11日、富山市で開かれた。一九九八年に富山市で始まった「インターネット市民塾」は、和歌山、高知、徳島、東京などにも広がり、これらの団体が連携して、地域に根ざした生涯学習の普及・啓発を進めて行こうという目的で、NPO法人を作ることになった。
 
 この日は、発起人22人のうち15人が集まり、定款、事業計画、予算などを決めた。理事長には富山インターネット市民塾の柵富雄事務局長を選任、副理事長には吉田敦也徳島インターネット市民塾副理事長(徳島大学教授)道本浩司市民の力わかやま理事、川村晶子とさはちきんねっと副理事長、を選んだ。
 
 富山インターネット市民塾は、04年に富山県高岡市で第1回市民塾サミットを開催、翌05年には各地の市民塾が相互協力を促進するため、「市民塾ユニオン推進会議」を発足させた。07年度は、文部科学省の生涯学習プラットフォーム開発事業に、各地の市民塾運営者、推進者が集まり、システムを刷新するための開発と、全国への普及手引書づくりに取り組んでいる。
 
 高齢化で社会の活力を高めるため生涯学習の重要性が叫ばれており、その要請に答えようと、新組織を設立した。柵理事長は「人づくりと地域の活性化のために、一致協力し、さらに各地で市民塾を興したいという人々に構築支援をして行きたい」と抱負を述べた。
 
 富山県の認可を得て、今春から普及啓発などの事業を始める方針。

2008-2-12

通信・放送融合加速し脱・後進国目指せ

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 雨のミラノ。國領二郎慶應義塾大学教授と一緒だ。昨年に続いて、IPTVの調査に来た。欧州では通信回線による放送番組の伝送サービスが進んでいる。動きの鈍い日本との差は開くばかりだ。
 


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2008-2-04

マーケティング「会話」がカギに――ネットが引き起こす原点回帰

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 情報の検索やオンラインショッピング、そして個人による情報発信など、インターネットの普及はさまざまな領域に大きな変化をもたらしてきました。
 
 そして、これから大きな変化に直面するのではないかと言われているのがマーケティングの分野です。


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