2007-8-30
バーチャルなタバコ部屋のススメ
最近心が傷んでいる社員が増えている。こっそりとしかも確実に。年齢層は上から下までまんべんなくだが、特に目立つのは30代前半までのいわゆる若手社員。若手社員にも入社3年以内で当初から悩みつつ出口が見つからないタイプと、入社以来走り続け、若手転職期限と言われる35歳を目前に、走り続けられなくなったことに悩み始めるタイプがある。キャリア制度やメンタルヘルスなど人事面からの支援は当然としても、表面化してからの対症療法ではすでに遅すぎることもある。健康維持・病気予防にさまざまなITが活躍しているように、社員の心の健康・やる気の健康を損ねる前に予兆をつかみ、予防するのにもITを用いることはできないだろうか。
2007-8-30 カテゴリー : ネット時評 , 碓井聡子(日本ユニシス)
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2007-8-24
新社会資本としての知識情報を整備せよ
光ファイバーの設置も順調に進み、携帯電話の普及も進んだわが国。地方ではまだ問題が残るものの、ITインフラについてはおおむね問題なく整備されつつある、という認識が広がっている。ITインフラが道路などと同様、日本の重要な社会資本であることは間違いない。
2007-8-24 カテゴリー : ネット時評 , 藤元健太郎(D4DR)
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2007-8-13
電子行政サービスに不可欠な国民ID番号制度――海外のケースから
例の年金問題が発覚して以来、転職を2回経験している私は自分の支払い分が5000万件のなかにはいっているかもしれないと気がかりである。このようなとき、オンラインでチェックできたらと思う。さらに自分が支払った年金の総額、受給時期別の受給金額プランなどもチェックできたら便利であり、そうなってほしいと願う。
お隣の韓国ではそのようなサービスがすでに実現しているが、わが国では遠い将来の話に思える。日本では、社会保険庁の怠慢といった管理上の問題もさることながら、電子行政サービスの仕組みが不十分であり、充実する兆しが見えない。ここでは、何が不十分であるかについて私見を述べたい。
2007-8-13 カテゴリー : ネット時評 , 大木登志枝(日本総合研究所)
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