2006-5-24

携帯電話の「自己触媒的発達」

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 ピューリッツァー賞を受賞した『銃・病原菌・鉄』というおもしろい本がある。著者のジャレド・ダイヤモンドは、なぜ世界の地域に格差が存在し、西欧が世界を圧倒するようになったのかを論じている。その結論は同書に譲るとして、その中で技術に関して興味深い指摘がされている。いわく、技術は「自己触媒的に」発達するというのだ。


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2006-5-02

産業と融合する通信インフラ――ネットワーク社会の新たなアーキテクチャーとは

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携帯電話やインターネットなど、情報通信インフラの普及は生活シーンを大きく変えつつある。携帯電話は言うに及ばず、最近ではWeb2.0が個人の所属する組織を超えた新しいコミュニケーションスタイルを創出し、それらが企業マーケティングのあり方にも影響を与えはじめた。一方で、e-Japan戦略やIT新改革戦略といった政策目標のひとつでもある、ICTの利活用による各種産業の一層の生産性向上、価値創造、ひいては産業構造の変革というような成果はなかなか見えてこない。産業分野によって通信インフラ利活用レベルがバラバラである、という産業側の問題もさることながら、それらを支える共通インフラのあり方が、各産業関係者を横断する形で十分に議論されていないということにもあるように思う。


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