【月例会】
勉強会「デジタルサイネージ 市場の展望と実践事例」

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 日経デジタルコアは9月1日、東京・大手町の日経セミナールームで、「デジタルサイネージ 市場の展望と実践事例」と題した月例勉強会を開いた。講師に、デジタルサイネージコンソーシアム理事長を務める慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科の中村伊知哉教授と、福岡市内で大規模なデジタルサイネージ事業を展開するCOMEL(東京・赤坂)の椿野慎治取締役を迎え、急速に拡大するデジタルサイネージビジネスの現状と今後について話し合った。
 

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 中村氏は、日本だけでなく、イギリスやドイツなど、世界中でデジタルサイネージが普及している現状を写真をまじえて紹介した。「今の世界状況は、不景気や米国のIT重視など、インターネットが爆発的に普及する直前に似ている」と分析。デジタルサイネージにも追い風が吹く、という期待を示すとともに、ネットワークインフラなどの伝送路、液晶ディスプレー、コンテンツすべてを自前でそろえられる日本は、この分野で大きなアドバンテージがある、と述べた。また、デジタルサイネージと言うと広告のイメージが強いが、病院や学校など、公共施設での利用ニーズも高いことを指摘し、さらに市場が広がっていく可能性に言及した。
 
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 COMELの椿野氏は、福岡市を中心に展開しているデジタルサイネージ事業「福岡街メディア」について発表した。福岡街メディアは、2008年10月の開始。空港やバスの待合室、店舗のレジ上などに現在約500面のディスプレーを設置している。広告のほか、福岡ソフトバンクホークスの試合結果や、グループ会社であるYahoo!のコンテンツ、地元の演劇公演の情報などを流している。今後は、さらに多くの広告を集めるとともに、サイネージにふさわしいコンテンツの見せ方を工夫していく考えという。

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