【月例会】
米国の通信競争、トリプルプレーからマルチプレーへ――小池良次氏迎え勉強会開催

12月 月例会会場
昼食をまじえて行われた勉強会の会場
 

 11月28日、「米国通信業界の最新動向」をテーマに勉強会を開催した。講師はデジタルコアメンバーであり、NIKKEI NETや日経産業新聞での連載コラムでも知られるITジャーナリストの小池良次氏。約1時間のレクチャーのあと、昼食をまじえて活発な質疑応答が交わされた。

 小池氏は、まずベライゾン・コミュニケーションズやSBCコミュニケーションズなどのテレコム大手や、携帯電話業界、CATV業界の現状をそれぞれ解説した。その上で、2005年は音声サービス・放送サービス・インターネットを同時に提供する、いわゆる「トリプルプレー」で先行していたCATV各社に対し、テレコム大手が猛烈な追い上げを見せた年だ、と位置づけた。その象徴的な動きとして、ベライゾンが9月にテキサス州でネット放送「FiosTV」を始めたことなどを挙げた。

 小池氏によれば、今後は光ファイバーだけでなく、携帯や無線LAN、WiMAXのような次世代高速通信など、多くのネットワーク環境がシームレスにつながり、それらの違いを意識することなくサービスを受けられるようになる、という。またサービス面では、トリプルプレーに携帯電話を加えた「クワロドプル・プレー」の競争が進みつつあり、さらに他の要素も加わって「マルチ・プレー」へと展開しつつある、と述べた。もはやそれはネットと放送の間で議論されている「融合」というようなものではなく、多様なサービスをユーザーのニーズに応じて「ブレンド」して提供していくようなものだ、とイメージを語った。

<詳細なレポートは後日アップします>

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