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和歌山で市民塾サミット開催 連携を深める各地の市民塾

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 9月30日、和歌山市のホテルで「市民塾サミット・イン・わかやま2006」が開かれた。

 インターネットを通じて市民が教え合う「インターネット市民塾」が各地で盛り上がっている。その連携を深めるためNPO法人「市民の力わかやま(わかやまインターネット市民塾)」が主催して開いたもの。

 1997年に富山市で「富山インターネット市民塾」が開設された。同市民塾は99年に日経インターネットアワードを受賞し、その存在が広く知られるようになった。現在では高知、徳島、東京、和歌山で開設されている。

 その連携を深めようと、2005年に市民塾ユニオン推進会議(代表・山西潤一富山大学人間発達科学部長)が生まれ、交流のための市民塾サミットがこれまでに2回(2005年5月に富山、2006年6月に高知)開かれてきた。

 サミットの参加者は約60人。大学と地域を連携させた「せたがやeカレッジ」、神戸での防災市民塾の取り組み、竹とんぼ作りを地域活動として広げる「どこ竹リーダー会」、佐賀県で行われている高校生向けの起業家育成塾などの事例が紹介され、意見交換を行った。

 今回のサミットでは、安倍政権が、「再チャレンジ支援」「教育の再生」をメインテーマとして発足したことを受け、市民塾が、従来の上からの教育(ダウンストリーム)ではなく、現場の工夫を情報交換する(アップストリーム)の教育の中核として活動することを確認した。

 サミットには後藤篤二文部科学省生涯学習政策局参事官、小田章和歌山大学学長、国領二郎慶応大学教授なども出席し、生涯学習のあり方などについてコメントした。

 最後に、「新しい循環型社会創造」「集い、学び、教え合う楽しいプラットフォームを通じて元気な地域社会作りを推進する」などの提言を盛り込んだ「市民塾サミットin和歌山2006宣言」を採択した。

<参考>
「市民塾サミット・イン・わかやま2006」
http://wakayama.shiminjuku.jp/home/event3.html
「市民塾ユニオン」
http://shiminjuku.com/

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